「秋バラ撮りに行こうか!?」
「12月上旬の気温です」・・・早朝からコートを着込んだリポーターが
肩をすぼめて天気予報。
あらま。横浜にバラを撮りに行くことになっているのに・・・。
「どこに行こうか!?」と直前になっての打合せ。バラだけ撮るんじゃ結果が見えて
いるような気がしたので、さりげなくバラと洋館を提案。行先は横浜山手に決まった。
元町中華街駅からえっちらおっちらと階段を上って、港の見える丘公園に
到着すると・・・そこには満開のバラ園・・・の残骸が。 あらま。
前日の雨と風で散っちゃったのかしら。
どーも、花を撮るのに積極的になれないワタシ。背景に洋館を・・・と思うと
しゃがみこんで下~の方から怪しい格好で。寒さよけに着て来たコートは
引きずるし、途中からちょうどよさそうな石を見つけて座って海を眺めていた。
それでもひとしきり撮って、となりの洋館へ。急にやる気が出てきたが、
靴を脱がなくてはならず、防寒のためブーツを履いていたため四苦八苦。
その後、何度も脱いだり履いたり・・・。
洋館めぐりは脱ぎ履きしやすい靴がオススメです!!
中に一歩入ると、建物フェチのワタシは血が騒ぐ。うっわぁ~
暮らしていたヒトの息遣いが聞こえてくるような、古い建物が好き。そこで
どんな生活をしていたかと想いを巡らすのが好き。窓際に立って見て、
何を考えながら、この景色を眺めていたのだろうと想像するのが好き。
門に張り付いてカシャカシャやっていたら・・・「何撮ってんの!?」と聞かれた。
ポストです。・・・バラには目もくれず。
途中、外人墓地に寄って、遠い外国から日本に来て、日本の土になった人々に
ご挨拶。昔は、ちょっと中を歩けたけれど、今は立ち入り禁止。
そうよね・・・。うるさいだろうし。・・・安らかにおやすみください。