神様が決められた順番により、徹底した「お下がり人生」を歩んでいる
次女umeco。
というので、ホイ来た!!
と押し入れから30年も前の私の浴衣を引きずり出すと・・・
「旅館で着るのみたい^^;」 と、あからさまにいやそうな顔。
まぁumecoの気持ちもわからなくもない。
私の祖母が縫った地味な浴衣は、あの当時の私でさえも「ちょっとイヤ」
だったのだ。昭和の香りプンプン・・・。
服(下着を除く)や靴はもちろん、教材、その他、消耗品以外の
ほとんどがお下がりを与えられてきたumeco。
祖母である捨てないオンナ(私の母)のおかげで、母→姉と下がって
きたものも少なくない。
アルミのお弁当箱、そろばん、コート、本・・・その他もろもろ。
さて、浴衣・・・
umecoが小学生の時まで着ていたのも、もちろん私のおさがり
だったけど、それはある意味レトロで可愛くもあった。
可愛かったのになぁ・・・。しかしumecoも中2になった。
お祭りには、小学校の同級生が集まるだろう。初恋の男の子(なんて、いたのか
どうかも知らないが・・・)も来るかもしれない・・・。 しばし、妄想に耽る私。
・・・よっしゃぁ!!
chocoがいない夏。たまには・・・と思い、
「おさがり人生」は少しお休みして、浴衣を買いに行くことにした。
本人の希望は「黄色でケバくないの」だそうで。
最近は、普通の洋服のお店で浴衣を扱っていたりするが、いくつか見たが
どうもumecoのイメージには合わないらしい。
そこで、浴衣はやっぱり呉服屋さんよねと思い探し始めたが、昔商店街に
一軒くらいは必ずあった呉服屋さんというのが・・・ないんだなぁ。
ネットで探して、暑い中たどり着いたお店は、とっても懐かしい感じ。
汗をふきふき2人でああでもない、こうでもないと店内をうろつくこと一時間。
なんとか本人の希望通りのものが見つかった。
というわけで、一日限定「お下がり人生返上」
さて、問題は着付け。
自慢じゃないけどまったく自信のない私。
先月の家庭科の時間に一度実習をしたというumeco!!
まかせたよ~~~っ♪